桜木みなとさんに出会った日のお話

宝塚歌劇に本格的にハマり、そしてそのきっかけとなる存在である桜木みなとさんに出会って約1年になりました。

振り返りのために1つのブログを書いてみようと思います。

1.宝塚歌劇との出会い
一番最初に意識したのは学生の頃!
バラエティ番組で宝塚の特集をしていて、宝塚の紹介をしていたタカラジェンヌさんが当時の雪組トップスター、壮一帆さんでした。

舞台やショーの映像が流れてその華やかさには圧倒されたものの、一生の間に一度は見に行ってみたいなという淡い憧れのままで、数年が過ぎていきました。

観劇が趣味になった5年ほど前から、舞台で宝塚OGの活躍を目にする機会が増えた事で宝塚への興味が自然と高まりました。

日比谷の劇場に通う事が多く、宝塚の文化を目の当たりにしていたけれど、それでもまだ近くて遠い場所だという感覚はありました。

ただ、自分の性分として一度ハマったら抜け出せないだろうな、とは思っていました。

2.桜木みなとさんとの出会い
2020年3月に梅芸版「アナスタシア」を観劇した事で、宝塚版も観てみたいと一歩踏み出そうとしたタイミング。

が、しかし…。
緊急事態宣言による公演の中止、そして次々と劇場が閉鎖される事になりました。

観劇という趣味に寄りかかって生きていたので、その事態の深刻さに、目の前が真っ暗になった事は心に深く刻まれています。

呆然としながら日々を過ごす間の心の支えとなっていたのは「アナスタシア」でした。

ある日、4月のスカイステージが3日間無料放送される事、そしてその期間中に梅芸版アナスタシアのPR特番が放送される事を知りました。
その無料放送のタイミングでお知り合いの方に、おすすめの作品があると教えていただいたのが「神々の土地」。

朝夏まなとさんが主演でトップスター、宝塚作品の中でも特に評価が高く、内容はアナスタシアと同じ時代のロシア革命を描いている、という事以外…それが何組の公演なのか、誰が出ているのかも全く分からない状態での鑑賞。

話を噛み砕きながら見ていた酒場の場面、ふと目に入ってきたのが鋭い目つきのポニーテールの青年ダンサー。

ええと、名前はゾバールで…演じている人は桜木みなとさん…?と…いうらしい。
鼻筋が通っていてかっこいいな、好きかもしれない。

これが、桜木みなとさんとの初めての出会いでした。

踊りや歌声から滲み出るゾバールの憤りや渦巻く想いにグッと惹き込まれて、登場するキャストの中で一番お芝居が素敵だ、と思っていました。

ゾバールの事が心に残りながら、その4時間後に放送された「パーシャルタイムトラベル」で主役として舞台上できらきら輝く姿に心を掴まれてしまい…。
  
その後に「桜木さんの写真集、今なら1,900円で買えますよ」とお知り合いの方にぽーんと背中を押されて、他にもおすすめしてもらった「オーシャンズ11」と「エリザベート」を見て…気がついたら寝ても覚めても「桜木みなとさん」の事を考えてしまうようになったので、今のアカウントを作ったとさ。

めでたしめでたし。

人生で初めての宝塚観劇、星組公演「眩耀の谷〜舞い降りた新星〜/Ray-星の光線-」で天華えまさんに出会ったお話はまたいつか。

ここまで読んでくださってありがとうございました!